【スリランカ情報

1.国際協力機構(JICA)は、経済協力として2019年3月にスリランカ初の都市鉄道整備のための円借款(第一期分300億円)に係る交換公文に署名した。

  背景:安倍総理大臣は、スリランカ独立70周年にあたり、2018年3月14日に交通インフラ整備

     支援、及びエネルギー等の分野で「質の高いインフラ」整備を通してスリランカの発展を全力で

     支援していく旨、またスリランカの国民生活に根差した支援を行う旨を伝えられた。これに対し、

     シリセーナ大統領から日本の支援に対する謝意の表明された。

     マーラパナ外務大臣から、河野外務大臣の15年ぶりのスリランカ訪問とこれまでの日本からの支

     援に対する謝意がのべられた。                 2018年3月14日

 

2.最近の経済については、2009年5月に26年間の長期にわたる紛争が終結して以降、治安は安定し着実な経済成長を維持してきた。しかし、2019年の4月に250名以上の死者を出した連続爆破テロが発生しており、最近は政治的混乱などのマイナス要因もあり減退気味である。

 

3.2019年11月の大統領選で、新大統領にゴタバヤ・ラージャバクサ氏が就任し政権が交代した。

  外交:基本的に非同盟中立であり、バランス外交の重要性を認識し、特にインドとの関係強化を重視し

     ている。

     新政権の優先課題として、テロ後の「安全保障の立て直し」及び、地理学的重要性を考慮して

     「インド市場へのアクセスも踏まえ、更なる経済成長の潜在性を重視」している。

4.日本ースリランカ間の貿易額は約1,683億円(2018年) 日本は重要な貿易相手国である。

   輸出:日本⇨スリランカ 約1,381億円(2018年) 自動車、一般機械、電気機器 等

   輸入:スリランカ⇨日本 約  302億円(2018年) 紅茶、衣類、魚介類 等

                                  出典 2020年2月 外務省

5.ビジネス関係者及び観光客の増加等に伴うLP ガスの消費量に拡大動向

スリランカの年間LPガス輸入量が、毎年約20%の市場拡大が見込まれている背景を踏まえ、「公共企業省」配下の国有企業リトロガス(Litro Gas Lanka Limited *1)では、LPG基地の拡張や新設、バルク供給システムによる配送網の強化改善に強い関心を持っている。

    *1 スリランカのLPガス​取扱量トップシェア73%を占めており、スリランカ政府の意向に沿ってLPガス市場、及びLPガス関連

      インフラへの投資を積極的に進めている。なお、民間企業としてはLaugfs Holdings LimitedがLPガスを扱っている。